COMPETITION

コンペ

C_12_インテリア.pngお母さんの種味空間から学ぶ食育生活
山﨑 愛

この家は店舗併用住宅である。夫婦、長女、長男の4人家族である。夫は会社員であり、長女長男はともに食べ盛りで、家庭菜園で母親と育てた野菜を食べることが大好きな小学生である。母親は野菜や果物、花の種を住宅に設けられた店舗スペースで販売する。

C_12_平成建設.png路地が生み出す風景
浦井 瞳 川勝 知英子

この建物は、平面的に空間を切り、その間に路地ができることから始まる。空間を分けた所から生まれる風景、つまり、路地ができたことで生まれる風景がこの建物の一番の見せ場である。この風景は、路地によって型枠が造られ、人が介入することで完成する。路地を通る人々は、街でショーウィンドウを見るように、次々に変わっていく空間を見ながら歩く。空間は見るものでもあり体験するものでもある。…

C_12_トイレ(もえこ).pngはなれてたつトイレ
馬越 萌子

トイレ、洗面、パウダールームをすべて独立させることで快適さが増大。今までのような、暗い感じや閉塞感を軽減したトイレを提案する。洗面は男女共有とすることで人々の交流が広がる。車いすの方もアクセスしやすい位置にオストメイトを配置。屋根の部分が広く、雨の日でも車からの出入りがしやすい。パウダールームは、トイレ棟と比べると窓が大きくオープンな空間。庭と接していて、女性たちのおしゃべりの空間となる。人々を引き込むようにのびる屋根。

C_12_トイレ(ちえこ1).pngひらいて、とじて。
川勝 知英子

トイレの多くは出入り口が一つである。狭い入り口に並ぶ人、持ち物をまわりにぶつけながら壁と人との間を抜け出す人。時に、トイレの混雑はその周辺にも悪影響を及ぼす。トイレでの混雑を緩和できないだろうか。このトイレ棟は、入り口と出口が分けられている。入り口は大きく開いて人・光・風を集める空間に。出口は小さく閉じてトイレ空間の終わりを演出する。一つの空間を往復するのではなく、一方通行にすることで出入り口での混雑解消を図る。

C_12_トイレ(ちえこ2).pngrelax in public space
川勝 知英子

多くの人が絶え間なく動き、賑わう港。そして、誰もが必要とするものは休憩である。トイレは他の休憩空間と違い、自分だけの空間を持つことが出来る。公共空間だからこそ、個を大切にしたい。このトイレは男女とも全て個室である。個室にいる間は気を使うことも、周りを気にすることもない。外に出てみれば、樹木やベンチなどがあり公園のようである。男女の隔たりを最小限にとどめ、待ち時間にも安らぎを与える。多くのトイレは建物の中に埋め込まれているが、ここはトイレが独立している。…

C_12_間伐.pnglog future Bycycle Stand
間伐の生きる道
西堀 弘樹 他1名

現在、迷惑駐車が社会的問題となっている自転車の駐車場は、鉄やコンクリートに囲まれ、冷たく、非人間的な印象を感じる。そこで、ぬくもりに溢れ、環境効率に優れ、容易に建てられる新たな駐輪場を提案する。ぬくもりに溢れたを用いることで、社会問題になっている迷惑駐車にも一役をかい、容易に建設することができることで、急なイベントにも対応できる。このような温かい駐輪場が今必要とされている。

C_11_ユニオン.pngシマジマライン
浦井 瞳 西堀 弘樹

日本は、自然豊富な島国だ。海、湖と多く接し、そのことが、日本人の生活の一部にもなっていた。しかし、未曾有の大震災もあり、少しずつかけがえのない水と生活との関係は失われつつあるように思う。この提案では、水と生活とをリンクさせ、琵琶湖の魅力をより感じられるものを考えた。琵琶湖といえば、誰もが日本で一番大きな湖の認識しかない。それだけではない。動植物も多種多様で美しい風景も数多く見られる。琵琶湖と生活することを考えた。…

C_11_熱田.pngぬけの向こうがわ
村山 里英 他3名

集合住宅を一つの街の中で機能させるため、商店街というプログラムを引き込んだ住人自らが経営する賃貸型集合住宅を提案する。西は旧街道(商店街)、東は中層住宅が建つ大通りという異なったタイプの街からそれぞれ道を延ばし、異なる要素を吸収しながら徐々に収束させて、中央部分で緩やかに交わせる。そこは広場となり様々なコミュニティーを形成する。この道を徐々にカーブをゆるめながら積層させ、各層に生活のシーンごとにわけられたプログラムを挿入する。…

C_11_長谷工.png大家族がつなぐ道
所 洸太 西堀 弘樹 他1名

C_11_竹生島.pngThread in tension 最優秀賞
尾崎 裕次

初めて竹生島を訪問した際、私たち宝厳寺と都久夫須麻神社を繋ぐ、舟廊下の裏手にある不思議な場所を見つけた。舟廊下の中からは格子に阻まれ直接眺めることができず、舟廊下の下をくぐる石段を上らなければ入ることが出来ない。もちろん普段は結界が置かれ立ち入ることができない場所である。そのようなコンテクストも雰囲気も申しの無い、豊かだけれど微かな場所に私たちは惹かれていった。

C_11_空間デザイン.pngA house of water
栗田 陽介 福益 大介 他1名

水は持続可能な社会の構築において必要不可欠な要素である。
現在、水道管は道路の下に埋められ、蛇口をひねれば水は出る。使用したあとの水も人の目を触れず流れ、水の量を把握することは難しい。
この家はチュービーによって構成されている。雨が降ればチュービー内に水が溜まり、使えば減る。当たり前のことを可視化することで、水の有限性を実感し無駄のない利用を促す。

C_11_KOKUYO.pngことばとちしき
栗田 陽介 福益 大介

ふと頭に浮かんだこと、ふと疑問に思ったこと、ふとしたことをことばに残そう。
ふとしたことばが集まれば、やがて成長し、立派なちしきになるだろう。
成長の過程を表現することで、視える「学び」をデザインする。

C_10_WORLD.png雨上がり
秋田 珠希

かなかいい服に出会えずモヤモヤしていても、お気に入りの一着を見つけた瞬間に気持ちが晴れる。この感情を、雨降りはジトジトでも、晴れると一瞬にしてキラキラの世界になる雨あがりで表現した。鏡でできた水たまりが、人と服と気持ちの揺れ動きを映し出す。

C_10_新建築G.png財布、携帯、手帳... 住まい
秋田 珠希 安藤 仁美 栗田 陽介

住まいを持ち物にする。

C_10_新建築福益.png影と住まう
福益 大介 他1名

時間の変化は影の変化を生み、影の変化は住宅の変化をもたらす。
影は人々に時間と空間を認識させる。
時間と空間の変化は人々のライフスタイルの変化へとつながる。
影による原初的な未来の住宅の提案。

C_10_新建築村山.png『    。』
村山 里英

117の生活シーン。

C_10_木とコンクリ秋田.png共に生きる住まい
秋田 珠希 他1名

50年、100年、それよりずっと先も、存在し続ける住まいとは何か。
コンクリートと木による「変化とともに生きていける住まい」を提案する。

C_10_木とコンクリG.pngせきいたハウス
福益 大介 村山 里英 他1名

堰板が、外装になる。
家を建てるときから、家を建てたあとにもつながる。
家の姿を見ると、その木目の向こうに、まちなみと山の木々が見えてくる。

C_10_模様替え_秋田.pngデッドスペースをグッと収納に
秋田 珠希

今デッドスペースになっている所を見直して収納スペースに。
今後もきれいが続くT-labに。

C_10_模様替え_安藤.pngぴったり すっきり 広々と
安藤 仁美

収納の許容範囲を多くし、サイズに合わせた収納でいろいろなものをぴったり、すっきり収納する。

C_10_模様替え_栗田.pngT-lab.木匠塾 Project
栗田 陽介

研究室はモノがとても多く、普通に収納を足しただけではいずれまた収納不足に陥る可能性が高いと感じた。
また、これを期に研究室内全体の収納をいっぺんに考えることで、統一したデザインで収納が製作できるのではないか。
そこから、壁面全体を収納にすることを考えた。

C_10_模様替え_福益.pngCBC -color box connection- 実施案
福益 大介

3段と2段のカラーボックスを積層させ、さらに棚板でそれらを連結させることによって様々なバリエーションのサイズのものを収納することができる。
雑貨や書籍はもちろん、AV機器や模型材料も収納が可能。また、模型のディスプレイ用の棚も配慮している。

C_10_模様替え_村山.png現状維持からの空間利用
村山 里英

収納場所として高さを利用する。
机の下、スチレンボードの上、何かと何かを重ねる。
現状から空間を見つける。

C_10_ストック.pngポケットオアシス
小川 智哉 尾崎 雄次 大滝 由香里

駅前ストック建築を農場ビルとして再生する。
街にストックしていた空間が緑に染まり、街を緑に変えていく。それは駅前から街全体に広がり商店街、商業ビル、ビジネスホテルなど、多様なビルを農場とすることで、駅前空間を演出する新たな手法のひとつとなる。

C_09_TEPCO.pngコウイのイエ 選外佳作
武藤 浩憲 他1名

とあるふたりが住む家。そこでは用途を細かくわけた小さな部屋がならび、目的に応じて部屋をえらんで使用する。部屋から部屋へ移動する時は、真ん中にある大きな部屋を通る。この部屋は行為のうつろいをゆるやかにしてくれる受け皿となっている。ふたりの行為だけを抽出することで男女の「らしさ」が消えて、純粋なふたりの姿だけが浮かんでくる。

C_09_高齢者.pngオスソワケ
大江 真広 北川 真悠 木原 己人 島上 雄二

それは まるで お店のような。
趣味の作品 庭の野菜
「ありがとう」の気持ちと引き換えに。

C_09_長谷工大滝.pngわたしの庭は、あなたの玄関
大滝 由香里

内部空間の階段を外に取り出すことで、縦と横の動線までも交差する。
交わった場所では、既存の住戸間にはなかったコミュニケーションが発生する。
そこは自分の空間なのか、または他者の空間なのか。
ばらばらであった30戸は、大きな一つへと溶け合ってゆく。

C_09_長谷工木原.png生活をディスプレイする
木原 己人

住宅の中に居ても、外に居てもたくさんの生活が見れる、楽しめる、そして繋がる。
生活をディスプレイする。

C_09_長谷工島上.png趣味のるつぼ
島上 雄二

現在失われつつある周辺住民とのコミュニケーションを
人々の持つ趣味で取り戻していく。
青色の趣味展示空間 黄色の趣味共有空間
赤色の内部の趣味と外部の趣味を結ぶ導線
各々の空間は集合住宅内の住民によって彩られていく...

C_09_コイズミ.pngW arm rap
尾崎 裕次 酒巻 大介

あかりをすぐに点灯することができる、または、すぐに消灯させることができるスイッチのようなものは必要あるのでしょうか。私たちがエネルギーを扱うことはスイッチ一つで解消される問題ではありません。現代がかかえているエネルギーの問題を幾度となく考えさせるような仕組みとともにあたたかさというものの表現に挑戦しました。大切に包み込み、時間をかけることではじめて光りだす。

C_09_雨水利用.png都市の自浄化作用 −雨を貯め、降らし、返す建築−
岸本 昂大 寺田 佳代 武藤 浩憲 他1名

都市化が進み様々な問題がもたらされている中で、自然の水浄化システムを都市のビルに挿入し、自然から自然だけでなく都市から自然にも水を返すことができる建築を提案する。

C_08_長谷工.png明日への余白 ー30年後の集合住宅ー
岸本 昂大 他1名

住人の生活は歳月と共に変化するため、先を見据えたプランニングは不可能である。そこで、これからの様々な生活ニーズに対応できる余白のある集合住宅を提案する。何十年経っても変わらないものを塔としてまとめ、変わるものを許容する均質なスラブを計画した。
それはまるでショーケースのようにカラフルな運河沿いの集合住宅...

C_08_大和.png貸畑家
寺田 佳代

土地を共有、住宅の機能を減らしていくことによって出来る敷地の”余剰”を集めて地域住民への貸し畑とする。そこは誰でも気軽に訪れる公園や道のようでもあり、住宅に一種の都市インフラが出来上がる。キッチンを切り離し、畑に開いて設けることにより住宅における他社との関わりに変化を与え、新しい生活の提案の一つとして、これからのまちとの関わり方の先駆けとなる。

C_08_積水.pngつながる本屋
鈴木 惇太 奥田 早恵 安藤 恵美子 井手 友美 竹村 友希 寺田 佳代 高田 拓伸

従来の住宅は、建物を敷地境界線からセットバックさせ敷地を塀で区切ることでプライバシーを確保し、隣家と直接対話をしない閉鎖した住空間が多く見られる。そこで、この建物は住宅が与条件として与えられている敷地境界線にまたがるように配置される。境界がみんなのものになるだけでなく、これまで使われていなかった隙間空間が開放的な隙間空間へと更新され、新しい対話や行為を生むスペースとなる。

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