学士論文・制作
武藤 浩憲 敷地境界やプレハブアパートにおける共用廊下や駐車場、エントランスなどの共用空間を余白と定義し、その余白をインフラとする集住体を構成する。その際、従来の集住単位を解体し、新しい集住単位によって全体を再構成する。今までの余白は、新たにヨハクとして位置づけられる。各住戸は、複数のヨハクに面し、居住者はヨハクを介して社会との接点をもつ。ヨハクは共有領域であり、従来の家族にとどまらず、さまざまな居住者と関わる可能性を秘めている。