スマートハビテーション研究会(2013)
家田 真世 菅原 将太 曽我 彩央里 平野 里佳 前田 英倫子
特色豊かな地方社会への首都機能分散に関する研究( 「東京」からの賢い分散、Smarter - Capitalism )
現在、日本のすべての機能が東京に一極集中している。毎日のように過度の交通渋滞が起き、空気汚染やヒートアイランド現象など多くの環境問題を抱え、さらに災害には非常に弱い。2011年に発生した東日本大震災では都市機能が麻痺したことから多くの帰宅困難者を出し、日本全体にも大きな影響を及ぼした。このような現状を打開するため、本研究会では首都機能分散配置の提案を行う。
今回、本研究の先駆けとしてS県の集合住宅の1戸をリノベーション計画する。従来の高齢者施設とは違う新たな高齢者用の住まい方を3タイプ提案する。現状では床に段差があり高齢者や車いすの人、足の不自由な人にとっては不便である。設計与件としては耐力壁は残し、温水器室の位置はかえないこと以外は自由である。